障害者虐待防止法

障害者虐待防止法について

障害者に対する虐待には、肉体的虐待、精神的虐待、経済的虐待の3種類があります。

肉体的と精神的は大体分かると思いますが、経済的虐待が分からない人もいるのではと思います。説明すると経済的虐待とは、例えば障害者(児)自身の国民年金(収入)を家族等が勝手に使う様な状態で警察沙汰になってもおかしくない事です。しかし、それもたいていの場合あやふやにしてしまうんだろうなと思い、私は残念に感じています。そんな事を無くす為に出来たのがこの法律ですが、本当にこの法律だけで障害者(児)に対する虐待が無くなり、私たち障害者(児)が暮らしやすくなるとは思えません。

何故かと言うと、違反をしてもこの虐待防止法だけでは、罰もないし、障害者自身が訴えないと罪にはならなくて、実際に経済的な虐待をしているのは家族等がほとんどで家族を訴える人はいません。何故なら、幼児期から肉親が金銭管理をしている家庭もあるからです。私のところもそうでしたので・・・

窃盗罪とかでは罰せられると思いますが、実際になると今後を考えたらなかなか家族を訴えられません。実際に経済的虐待を無くすには、家庭の収入を増やす事も大事だと思います。そうしていったら少しは経済的虐待の事例はなくなると思います。

虐待は絶対にあってはならないと私は思うので〔虐待〕という言葉が世界から無くなって行けるように行動して行きたいと思います。

この【障害者虐待防止法】を知らない障害者がほとんどだと思います。

私たちが出来る事は、この法律の事をたくさんの障害者仲間に知ってもらう事だと思います。