エンパワメントは「個人や集団の潜在能力を発揮させる考え方」だと言う事が理解できても意味が説明できないとの意見が多かったので私なりの考えまとめてみました。様々な人がエンパワメントを実践の中で使って、解釈されています。私は、どれも素晴らしい実践の元で培われてきたもので狭義(狭い意味)ではそれぞれあっていいと思います。しかし、初心者には解釈が難しいそこで逆に広義(広い意味)ではどうだろうと考えました。
エンパワメントの直訳から考えました。
つまり「権限を委ね譲る行為」ぜんぜんしっくりきません。間違っていたらすいません。
次に 権限 = 力 、 委ね譲る = 与える と解釈すると
「力を与える行為」なんか上からですよね?私は神かなんかか?みたいな気持ちになります。
いろいろ試行錯誤した結果 力 = その人が持っている力 、 与える = 引き出し湧き出させるサポート に行きついました。
エンパワメント=「その人が持っている力を引き出し湧き出させるサポート」≪使用例≫
「みんなでAさんをエンパワメントしていこう。」つまり
「みんなでAさんをAさんが持っている力を引き出し湧き出させるサポートしていこう。」
意味は、伝わると思います。エンパワメントの解釈の初めの第一歩として役立ててもらえればと思います。
続きは「障害者主体とエンパワメントの実践例」も是非お読みください。