今回はとことこニュース５6号で掲載した。
はるかぽてぃとさんの原稿です。ニュースでは、写真などが入ったバージョンで
お楽しみ頂けますが今回はテキスト版です。
正規版は とことこニュース５6号（ＰＤＦ）でお楽しみください。
ボッチャで繋がる縁
ペンネーム はるかぽてぃと
皆さんこんにちは、はるかぽてぃとです。12 月 17 日（金）～19 日（日）まで神奈川県藤沢市の県立スポーツセンターのアリーナでボッチャの大会がありました。選手が全国から来ていました。17 日（金）は公式練習だけです。しかし、公式練習する前に熱がないかの検査と朝、家でして来たコロナの検査キッドの提出がありました。私みたいに一人暮らしをしている人は検査の作業も大変だと思いました。私の場合は左手が動くので検査をして朝、家で出来ました。家出て電車にのり、新幹線に乗り換えと電車を４度乗り換えし５時間半かけて会場につきました。
会場につくと、自分のボールの検査がありました。公式の 1 つのボールの重さが２６０ｇ～２８０ｇです。大きさも決まっています。ボールを転がす器具は 10 ㎝転がらないといけません。検査の結果1 回目に２つも自分のボールが使えなくなりました。2 回目の検査も 18 日（土）の試合の前にありました。ここでも自分のボールが 10 ㎝転がらなかったのでまた、1 つボールが使えなくなりました。全部で３つも自分のボールが使えなくなりましたが２つボールを余分に持っていたので 1 つだけで済んだのはいいが、協会のボールを 1 つ使わないといけなくなり、落ち込みました。協会のボールだと転がりが分からなく、すごくマイナスになります。この出来事で集中力がなくなり相手も上手かったので 1 試合目を 1 対７で負けてしまいました。2 試合目は気を引き締めて集中したので、3 対２で勝ちました。３試合目も 5 対 0 で勝ちました。2 勝 1 敗の人が私を入れて 3 人いました。2 人しか 19 日（日）の決勝トーナメントに行けません。1 試合目の負けが 7 点も取られたのが大きく残念ながら私は決勝トーナメントには行けませんでした。
その帰りの話です。金曜日は人に聞いてすぐにホテルに帰れたのに土曜日は道に迷ってしまいました。ホテルへの帰り道が分からなくなり最初にホテルの行き方を親子 3 人に聞きました。快く教えて下さったのですが、気が付いたら道を行きすぎたのか？また、わからなくなってしまいました。そこで信号待ちをしていた若い女性 2 人に聞いてスマホで調べてもらいました。反対の道に行っている事がわかり、元の道に戻りました。そうすると最初に教えてもらった親子 3 人に出くわしたのです。3人とも迷っていないかと探していたと言うので私はとても嬉しくなり、本当になんていい親子なのかなと思いました。３人ともホテルまで一緒に行ってくれました。なんとかホテルに着いたら後ろを向いたら３人はいなくなっていました。名前聞かず挨拶もお礼も出来ていないので、とても気がかりに思っています。私自身は、何かお礼が言いたいと思います。もしその親子がこのニュースを読んでくれたら私に教えてください。よろしくお願いします。
ボッチャの試合の話に戻ります。１９日（日）の決勝と３位決定戦を見に行きました。知っている人が３位決定戦に出ていましたが４位になりました。その人は、私と前に対戦した時より上手くなっていました。若い人は成長が早いと思いました。最後に私は決勝トーナメントに行けなかったけど親切な親子に会えて良かった。嬉しくて感謝しています。また、会いたいなあ～と思っています。有難うございました。
ボッチャのより詳しい情報は日本ボッチャ協会のページをご覧ください。
