褒める(認める)タイミングって?難しい!?自己肯定感をあげる方法!!

はじめにお読みください。

この投稿は、ぜぶらの18年の障害当事者の支援経験に基づいて掲載しております。これから障害当事者の支援をはじめる方や支援に迷った方に少しでもお役に立てればと思い投稿しております。できる限り正しい情報を提供したいと考えて作成しておりますが一部ぜぶらの主観に基づいた記載があるとは思いますので参考程度にお読みいただけると幸いです。

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ぜぶらのプロフィール

年 齢 アラフォー

取得資格 介護福祉士、社会福祉士主事、ケアマネージャー、サービス管理責任者 など

障害者の支援をしているとクライエント(利用者)の自己肯定感を高めるためにたくさん褒めてあげたいと思っていても、なかなかタイミングが難しいと感じていませんか?そんな悩みを持つ方は、この記事を一度読んでもらえればと思います。

1つの行動に対して1回しか褒めて(認めて)はいけない?

褒める(認める)タイミングが分からない人は、タイミングをはかりすぎている事が多いと思います。まず、知って欲しい事は、 「1つの行動に対してたくさん褒めても良いのです!!」 と言う事です。1つの行動に対して1度しか褒めてはいけいないと考えると当然、タイミングをはかる必要もありますが、一つの行動に対して複数回褒めて良いとなるとそれほどタイミングに気負うことなく褒めることが出来ると思います。

主な褒める(認める)タイミング

とはいえ、褒めるタイミングをいつが良いか分からないとは思うので例をあげてます。

□ ①良い行動をやろうとした時(事前)

□ ②良い行動をやり始めた時(事始)

□ ③良い行動をやっている時(事中①)

□ ④良い行動が継続出来た時(事中②)

□ ⑤良い行動が出来た時(事終①)

□ ⑥良い行動が終わって時間がたってから(翌日、1時間後等)(事終②)

上記のように、褒めるタイミングはたくさんあるので、1つの良い行動に対して複数回褒める事が出来る事も意識してたくさん褒めて欲しいです。褒めるタイミングがわからい人は、⑤良い行動が出来た時(事終①)のタイミングを計りすぎている事が多いので、タイミングはたくさんあるので積極的に複数回褒める事を意識する良いかと思います。

たくさん褒める(認める)事のメリット

○利用者(クライエント)の自己肯定感が高めることができる。

○利用者(クライエント)の良い行動がたくさん増える。

○利用者(クライエント)との関係性が良くなります。

○人を褒める事で褒めた人自身の自己肯定感も上がります。

例 座っている姿勢が悪いAさんへ姿勢を意識するように褒める例

  職 員 「Aさん、姿勢が横に倒れていますよ。体起こしましょうか」

  Aさん 「ほんまや…起こさないとな」

  職 員 「自分で起きようとするのすごいですね!!」①

  Aさん 「よいしょっと」⇒姿勢を起こす

  職 員 「良い姿勢になりましたね。いい感じです。」②

  5分後 Aさんは良い姿勢を維持している

  職 員 「良い姿勢維持できてますね。」③

  5分後

  職 員 「すごい!!10分も良い姿勢維持できてますね。」④

  5分後、疲れて悪い姿勢になった。

  職 員 「15分も良い姿勢できてすごかったですね。かっこよかったですよ。」⑤

□  翌日

  職 員 「昨日は、Aさん良い姿勢がとれて良かったですね。」⑥

と例のように一つの行動でたくさんの褒める(認める)機会ができました。

さいごに

自己肯定感をあげるためには、褒める(認める)事は良い事しかありません。タイミングをはかりすぎず、たくさん褒める事で自己肯定感があがり支援がより良い方向に進んでくれればと思います。

また、今回は 褒める のキーワードで説明しましたが、利用者(クライエント)との関係性によっては褒めるではなく 認める事や感謝する と言うキーワードでも同じ効果がありますので活用してみてください。特に感謝する事は、自分の心の健康にもGoodですね!!

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