障害当事者支援のヒント

アイエルセンターの活動内容

ダンディゴリラのピアカウンセリング

とことこニュース55号で掲載した。 ダンディゴリラさんのピアカウンセリングの話です。 ニュースでは、写真などが入ったバージョンで お楽しみ頂けますが今回はテキスト版です。 正規版は とことこニュース55号(PDF)でお楽しみください。 ダンディーゴリラさんがこの度、一人暮らし?二人暮らし!!をすることになったので、 ヘルパー募集を緊急で行っているのでダンディーゴリラさんを知ってもらえたらヘルパー活動したくなる!!はずと思い急遽特設ページも作成してヘルパーさん募集しています。 ヘルパー活動にご興味を持たれた方は、「ヘルパーさん緊急募集!!」のページも是非、見てください。無資格でも当法人で3日間の研修でヘルパー活動することができます。 「重度訪問介護従事者養成研修」も開催いたしますのでご確認の上、お問合せください。 ダンディゴリラのピアカン 皆さん、こんにちは!!6月に還暦を迎えたダンディゴリラです。 今回は、私がピアカン体験した事を書きたいと思います。初めてピアカンを受けたのは6年前の2015年の初夏に神戸にある『自立生活センターリング...
ぜぶら

在宅介護(介助)の支援のポイント

在宅介護の支援のポイント 今回は、実際にサービス利用者やヘルパーさんから言われた話を私なりに、在宅介護の特徴や支援する際のポイントとしてをまとめてみました。 在宅支援のポイント ・利用者の私物を使用する機会が多い。 ・利用者の価値観を理解する。 ・体力的負担の軽減を考える。 ・使用した物は、元の位置戻す。 ・利用者には生活空間、介助者には職場である事を理解する。 ・利用者と1対1になる。 ・出来ない事は丁寧に断る。 ・家庭内の事を必要以上に覗き見たり、聞いたりしない。 ・調味料や日用品が切れたり、新しい物を開ける時は声をかけましょう。 他にもたくさんあると思いますが下記でそれぞれ解説しています。 利用者の私物を使用する機会が多い。 施設などと異なり、基本的には利用者の私物を利用することが多いです。その際にきをつけてもらいたいのが、例えばティッシュ1枚も利用者の私物、トイレを借りる際も私物の利用と言う事を頭に入れておきましょう。ティッシュやトイレを利用は、利用者は慣れてはいますが、一言声をかける事...
ぜぶら

ヘルパーさんが出来ない支援について

ヘルパーさんが出来ない支援について 今回は、ヘルパーさん(居宅介護、重度訪問介護、移動支援)が出来ない支援についてまとめてみました。 主なヘルパーさんが出来ない支援 ➀直接利用者の援助に該当しない支援 ➁日常的に行われる家事の範囲を超える支援 ➂その他、ヘルパーが行うことがふさわしくない支援 ④対象とならない外出支援 ※市町村により判断が異なるため、参考程度にお読みください。 直接利用者の援助に該当しない行為 ・利用者以外の方への援助 利用者以外の家族(同居人)に係る洗濯、調理、買い物、布団干し等です。 利用者のために作ったカレーを家族等が食べる事も原則不可です。洗濯物も分ける必要があります。 ・利用者が使用しない居室や同居人との共有スペースの掃除等 共有スペースとは(トイレ、お風呂、玄関、廊下等)です。利用者が一人暮らしの場合は、共有スペースではないために掃除可能となります。また、利用者がお風呂の使用の際の片づけや簡単な掃除は可能です。 ※家族等が共有スペースの掃除をできないと行政が判断した場合可能となるケースもあり...
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障害者主体に一言

当法人では、障害当事者主体で活動します。これが当法人の職員も悩むくらい難しいみたいです。ちなみに主体を辞書等で調べると、「物事を構成するうえで中心となっているもの、自覚や意志に基づいて行動したり作用を他に及ぼしたりするもの」らしいです。障害者主体の逆を考えるとわかり易いかもしれません。支援者主体、家族主体、介護者主体、サービス主体等が逆になります。当事者主体を考える時私は、よく支援をオーケストラみたいだなと思います。では、指揮者は誰でしょうか?当事者主体で考えるともちろん障害当事者です。 □こういう事を言うと「自分で話せない人は、どうするのですか?親の意向を聞くしかないですよね?」とよく言われます。本当にそうでしょうか?笑顔や嫌な顔、発声、体の反応等様々なリアクション、それをさらに考えて頂きたいです。では、たぶん容易ではないです。私は、本心を引き出すために長い年月をかけて信頼関係を築いていくことが大切だと思います。しかし、すぐにはそれはできません。だから、家族や保護者というコンサートマスターがいるのです。コンサートマスターは、指揮者の意図を全体に伝える役割があります。上手...
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ことりボーイ自宅公開!!障害当時者の生活を見てみよう!!ことりボーイ&シュウ編

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目指せ☆夢の国 ペンネーム シユウ

とことこニュース53号で掲載した。 シユウさんのバス通勤の話です。 ニュースでは、写真などが入ったバージョンで お楽しみ頂けますが今回はテキスト版です。 正規版は とことこニュース53号(PDF)でお楽しみください。 目指せ☆夢の国 ペンネーム シユウ 皆さんこんにちは、カリメロと言います。僕はとことこニュースの原稿を書くのが初めてなので、皆さんに読んでもらうのが楽しみです。今回僕が書くテーマは、バス通勤です。もともとアイエルセンター山本に通っていましたが、1 月からあいえるせんたー逆瀬ライフに通っています。あいえるには、車で来ています。だけど他の障害者スタッフが一人で帰っている姿を見てかっこいいなと思い、自分もバスで帰ってみたいと思いました。もともと僕は、自分を成長させて一人で色んな所に行ってみたい思いがあるので、「タイミングバッチリやん!!」と思って、バス通勤をしようと決めました。 初めてバスに乗る日は朝から緊張していて、普段バスに乗らないし家族と一緒じゃないことが不安でした。でも、これでバスに慣れたら一人でどこにでも行けるようになるかもしれない...
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一人暮らしをして学び、感じていること ペンネーム あめふらしー

とことこニュース46号で掲載した。 あめふらしーさんの自立生活をはじめた頃の話です。 お楽しみ頂けますが今回はテキスト版です。 2017年発行なのでかなり昔ですが初々しいあめふらしーさんの原稿をお楽しみください。 一人暮らしをして学び、感じていること ペンネーム あめふらしー 僕は10年間、目標にしてきた一人暮らしを2016年の7月から始めています。一人暮らしを始めて良かったなと感じた時はその日の気分でやりたいことをやりたいタイミングで出来るようになったことです。両親と暮らしている時は、その時にやりたいことがあっても遠慮してしまい、頼みづらかったですが、一人暮らしを始めてからは、全くとは言えませんが、ある程度、自分のやりたいタイミングでできるようになりました。例えば、僕は両親と一緒にいた時は夜遅くまでの外出があまりできませんでした。ですが、一人暮らしを始めてからは夜に短時間の散歩や休日の長時間の外出することが増えました。夜の散歩は昼の街の景色とは違うので新鮮な気持ちになります。他にも両親と暮らしていた時は、一度、出かけてからもう一度、出かけるということが親の都合...
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ゲーム好きの社会人2年目が聞く!一人暮らしの話編  ペンネーム ファイヤーパセリ

今回はとことこニュース56号で掲載した。 ファイヤーパセリさんの原稿です。ニュースでは、写真などが入ったバージョンで お楽しみ頂けますが今回はテキスト版です。 正規版は とことこニュース56号(PDF)でお楽しみください。 ゲーム好きの社会人2年目が聞く!一人暮らしの話編 ペンネーム ファイヤーパセリ こんにちはファイヤーパセリです。今回は一人暮らしに向けて、あいえるで一人暮らしをしている障害者スタッフに実際はどのような生活を送っているのか聞いた感想を書いていきます。まず、話を聞いていて思ったことは楽しそうだということです。そして、自由度が高いと思いました。なぜかというと、自分の好きなご飯を作って食べれたり、スケジュールを自分なりに決めたりできるからです。僕だったら部屋中にポケモンのフィギュアを置きまくって毎週とんかつを食べてゴロゴロする日を、一週間に一日作れるような自由な生活をしてみたいです。 しかし、一人暮らしするのは大変だなと思ったこともあります。それは、親の説得です。親の説得が大変だったと皆さん言っていました。親だけでなく周りの人からも「無理」だと...
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障害当事者の一人暮らしの支援~相棒について~

障害当事者の一人暮らしの支援~相棒について~ 今回は、障害当事者の一人暮らしの際に私がおススメしたい「相棒」の話です。 相棒とは? 当事者の一人暮らしの悩みや困りごとを共有して一緒に考えてくれる支援者(ヘルパーが理想)の事です。一人暮らしを始める際に実際にヘルパーに入ってもらったり、一人暮らしをはじめる際の相談事をする人、出来れば家の様子も理解してくれるヘルパーであり、当事者と信頼関係が出来ている人がベスト!!これから当時者と一人暮らしをするための勉強を一緒にしたり、当事者の価値観を理解してくれよく話を聞いてくれ、良いアドバイスをくれる人が良いです。ほかにも他のヘルパーや他事業所への連携などの指示できる人でればより安心して進める事ができます。 何故?相棒がいるのか? 一人暮らしをはじめるとたくさんの支援機関(ヘルパー事業所等)に入ってもらうことになります。ヘルパーに入ってくれる人は軽く10人を超える事が多いです。私の知っている方で7つのヘルパー事業所で20人以上のヘルパーを使っている当事者の方がおられました。そうすると当然ながらヘルパーは様々なアドバイスをしてくれ...
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あとちょっとお願いします!!  ペンネーム なごん

今回はとことこニュース56号で掲載した。 なごんさんの原稿です。ニュースでは、写真などが入ったバージョンで お楽しみ頂けますが今回はテキスト版です。 ご自身で描かれた再現イラストも見れます。 正規版は とことこニュース56号(PDF)でお楽しみください。 あとちょっとお願いします!! ペンネーム なごん こんにちは、とことこニュースでは久々の登場のなごんです。今回は読んで頂いた方にも少し考えて頂きたい内容を書きたいと思います。皆さんの町を思い出して下さい。今では当たり前の様に駅や公共施設に車いすで活動ができるようにエレベーターやスロープが取り付けてあって、障害者差別解消法もでき町の中でも車いすの方を見かけるのが多くなってきて、自分らしい生活ができる様になってきたのはとても良い事だと思います。 しかし昔は、障害者がいる事を隠していた時代で障害者差別が当たり前の時代でした。そんな時代に「青い芝の会」(脳性麻痺の当事者、保護者が国に色んな制度を訴えていった会)が、力を合わせて障害があっても健常者と同じようにバスに乗れないのは、「人権差別だ」とバス会社相...
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